木工DIYを始めるための電動ドライバーの選び方

木工DIYを始めるのに高価な道具や工具をいきなり揃えるのは抵抗があると思います。

高価な道具・工具は精度や耐久性など期待できますが安いものでも、ある程度は利用可能です。

ハンドメイド品を販売して儲かったり、作業時間短縮などにより元が取れそうな時には良いものを買ってもいいと思います。

何を製作するかで必要な道具・工具が変わってきますが、基本的なものを紹介します。

電動ドライバー

棚でも小物類でも木をビスで接合する時やドリルビットで穴を開けるには必須です。

プラスドライバーでビスを締める事も可能ですが、何十本も締める事になると手が疲れて作業が出来なくなります。

電動ドライバーにはトルク(ねじる時の強さ)の表記があってトルクが大きい数字のほうが快適にビスを締める事ができます。

ミニ電動ドライバー

コード式のミニ電動ドライバーは2,000円~2,500円ぐらいの価格帯でトルクは3~3.5になります、4トルクのコード式ミニ電動ドライバーも探すとありました。

ミニ電動ドライバーは大きなビスを利用しない小物類の木工品が限界です。

大きくないビスでも長いものだと途中までしか入らない時もあります。

硬い木にビスを利用する時にも利用ができないと思います。

ミニドライバーは400g前後と軽くてとても使いやすいですがパワー不足が欠点です。

充電式のミニドライバーは3,000円~5,000円ぐらいの価格帯になりますがトルクが4~4.5ぐらいが多いです。

あと乾電池式ミニ電動ドライバーもあって1,500円ぐらいで見つかります。トルクは3~3.5になります。

小物製作用に持っているミニ電動ドライバーです。昔買ったミニ電動ドライバーが故障して買い替えたらパワー不足でした。以前は30wのミニ電動ドライバーで今回のは25wで少しパワーが無いようです。

コード式電動ドライバー

オススメの電動ドライバーになります。価格帯は3,000~7,000円ぐらいになります。

トルクは6~30程度で価格が高いほうがトルクも大きくなと思います。

ほぼ全てにトルクを固定する機能が付いていてネジの締め付けすぎを防止する事が可能です。

そこそこパワーがあるので硬い木でなければ問題なく利用できます。

充電式もあって中国製だとドリルビットなどが沢山セットになったものが5,000円ぐらいで買えます。日本メーカーだと3,000円ぐらいは高くなります。

私も購入している安い電動ドライバーです。最高14トルクなので40mm程度のビス止めは可能です。


新興製作所 電気ドライバードリル ACD-280

価格:3,552円(2018/5/17現在)

充電式はリョービの電動ドライバーを持っています。電池パック2個付きです。


リョービ(RYOBI) 充電式ドライバードリル 12V BD-122 647509A

価格:7,845円(2018/5/17現在)

 

振動ドリル

回転と同時に振動させる機能が付いていてコンクリートや金属に穴を開けやすくなります。

トルクは付いて無い事が多くビスを締める事は締め付け過ぎる事が多いので。あまり向いていません。

基本的に穴あけ専門です。

パワーの強さを見るにはワット数を調べると良いです。

基本的には400~700ワットぐらいになります。

充電式もありますが価格も高くなります。

インパクトドライバー

振動ドリルよりもパワーがある電動ドライバーになります。

回転と打撃の機能が付いていて住宅建築などで良く使われる大きくて長いビス(コーススレッド75mm~)などを締めるのに利用されています。

ビスを締める時に負荷が掛かって締めにくくなると打撃機能が自動的に利用されるような仕組みになっています。

充電式インパクトドライバーが多いですがコード式も少しあります。

価格も高く1万円~2万円付近になります。

欠点として音がうるさいので静かに作業をするには不向きです。

若干パワーが落ちますが電子パルス式やオイルパルス式のインパクトドライバーがあって騒音が低減されています。

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