ハンドメイド品が好きな人は手作り市やハンドメイドサイトなどで手作り品を買った事もあると思いますが、ハンドメイド作家になりたくても、何から始めたら良いのかわからないと思いますので簡単に説明します。
ハンドメイド業界について
ハンドメイド業界の規模についてですがクラフト系の市場規模が2014年は8,673億円(ホビー白書2015年度版)となっていて近年はさらに成長している業界でハンドサイトが主催の大型イベントも東京や大阪などで開催されていて数万人規模の動員数となり活況を帯びています。
ハンドメイドサイト大手のminneでは2017年の流通金額が102億円となっていて2016年よりも22.6%の増加とネット上で規模の拡大が止まらない状態です。
ハンドメイド品を売る場所を決める
ハンドメイド品を作っても売る場所が間違っていると、販売しても全然売れなくてモチベーションも下がるので売れるサイトで販売しましょう。
ネット以外でも手作り市や委託販売で売る方法もありますが販売コストの掛からないネット販売から始めると手軽さもあって良いと思います。
私が利用しているハンドメイドサイトからのオススメですが1番目が業界大手のminneで2番目がcreemaで3番目が手作り品以外も販売可能なBASEになります、
次はハンドメイドサイトではないですがヤフーが運営しているヤフーショッピングです。
ヤフーショッピングは加盟料や会費も必要無いので登録するだけでも良いと思います。
店舗開店するまでに少し手間が掛かった記憶がありますが、一度開店すると特に問題は無かったです。
ハンドメイド品を作る
普段から趣味で作っている物があれば、そのまま出品するのも良いと思いますが
特に無い場合には競合が少ないジャンルを狙った方が注目されやすいです。
一番の競合が多いのはアクセサリーで誰でも100円均一などで販売しているレジンやビーズを使って簡単に綺麗な商品を作れるので飽和状態となって
売れる作家となるには、いろいろと工夫が必要なジャンルとなっています。
2018年5月で10万点ほどの商品が登録済みなのでアクセサリーの売れっ子作家は至難の業です。
minneの売れっ子作家の中にはminneだけで月の売上が500万円ぐらいあるそうです。
minneの食べ物のジャンルは2016年4月に追加されたので商品数も9,000点程度で比較的ライバルも少ないですが
食べ物を製造するには保健所などの許可が必要になるなどのハードルのあります。
minneには『食品衛生法、JAS法、健康増進法、食品表示法等の関係法令、条例並びに監督官庁及び地方自治体が定める各ガイドライン等を遵守しており販売に必要な許可証類をお持ちの方のみご登録』と記載されています。
ハンドメイド品を登録する
作ったハンドメイド品の良さを伝えるには写真が重要になります。暗い写真になったしまうと良さも半減してしまいますので自然光が入る明るい部屋で撮影したり、小物だと小型の撮影ブースを用意するなどしてください。
ただ商品のアップ画像だと購買意欲も湧きにくく作家の思う利用シーンも伝わりませんので、お客様が「使いたい」「身につけたい」と思わせる工夫も必要です。
価格は安くすると売れやすいですが、利益が少ない物が大量に売れると時間ばかり取られて最低時給以下の労働になる可能性もありますので注意してください。
基本、ハンドメイド品は受注生産で発送する目安の日数をminneやcreemaでは登録できます、発送の目安日が長くなればなるほど商品は売れにくい状態となりますので
始めは1週間以内で設定したほうが良いです。
ハンドメイド品の製作・発送
商品が売れたら製作に入りますが発送の目安日以内に発送する事を心掛けてください。
発送の目安日が過ぎる場合は早めに連絡するとレビューにも影響が少ないです。
製作できたらネット販売なので発送作業が必要です。
小物だと定形外郵便でも発送可能ですが、大きめのサイズだとクロネコヤマトの宅急便や郵便局のゆうパックなどで発送してください。
破損しやすい物はプチプチで包んで段ボールの隙間には丸めた新聞紙を間に入れて商品が動かないようにしましょう。
すぐに利用できて安い宅配便はメルアド便で全国一律1,500円です。佐川急便が配達する匿名配送サービスになっていて荷物が一度東京に集められて、そこから再配達になるので
通常の宅配便よりも日数が掛かります。
商品を発送したらお問い合わせ番号をお客様に連絡してください。
到着したら連絡がある事が多いので到着連絡が来たらお礼を伝えて終了です。